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全ては計画通り…
そのはずだった
行けると確信もあった
問題は無かった…
なのに…
この計画の始まりは藤吾の裏……さらにその裏に真のゴーストがいるのではないかと感じたときだ。
そう感じ始めたのは、藤吾が神薬に大胆な動きを見せたときだろうか。
もちろん、それで藤吾がゴーストではなくその裏に本当のゴーストがいると感じた。
だが、それでも納得がいかなかった。
臆病だからこそ藤吾を使って神薬に接触させたとも考えられるが、いくらなんでも藤吾の動きは大胆すぎる。
今までに無い大胆さだ。
なら有り得るとしたら、藤吾がゴーストの想像以上の動きをしていると言う事。
それならばゴーストはすぐにでも藤吾を始末するはず…。
でもそれをしなかったのは、藤吾の裏にいる人物が本当のゴーストではないからではと考えた。
それからは梶との作戦以外に別の作戦を立て始めた。
梶・真子・本当の参戦者である真のゴースト…。
その全てを巻き込む作戦を。
真子については問題は無かった。
梶との作戦で神薬の動きを止める事に成功し、そうなれば真子の動きを止めたも同然。
そうなればいつでも始末する事は出来る。
全ての軸となるのは梶正喜。
梶との作戦ではゴーストからの連絡を長引かせ、その間に藤吾の行動をヒントにゴーストを見つけると言うもの。
だがここで俺は動かない。
ノートを使い藤吾を追い詰める。
それが突如襲った藤吾を責める人々。
もちろんその人々は犯罪者だが。
そうして混乱した藤吾は、必ずゴーストを頼ろうとする。
ここまでゴーストの指示に従ってきたのは、それだけ信用していると言う事。
だからこそ、その確信はあった。
案の定、藤吾は慌てふためきその場から逃げていった。
後は藤吾を追う。
行き着いた先はホテルだった。
ここにゴーストがいると予想し、それと同時に梶をノートを使い動かす。
梶の使い道は参戦者リストを使う事と、警察と言う力を利用する事。
ゴーストとの電話を切らせ、こちらの指示が来るまで待たせるようにする。
その指示は、送られた顔写真の名前を調べデスノートで始末するという事。
顔写真は…ゴースト。
そしてその写真を撮るのが強盗犯。
デスノートで強盗犯を操り、デスノートをゴーストが持っていることを確認し写真を撮らせ梶に送るというもの。
作戦通りゴーストはデスノートを持っていたし、さりげなく写真を撮り梶に送信する事に成功した。
後は梶に予定通りゴーストの名前を調べさせ……浦賀渉と野二瀬藤吾を始末させた
梶の残りの行動は筑紫真子を始末する事…と、参戦者リストを俺に送る事。
これで、全て上手く行った。
全て計画通りに行ったはずだった……。
page.68「失敗」へ続く・・・
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