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是非…と言いたい所だが、こうやって話を伸ばして俺を始末する気か…?
どうする?…聞くべきか?
しかし結論を出さないうちに、電話の男は話を始めた。
「デスノートを手に入れてデスサバイバルと言うゲームを聞かされたとき、俺の力ではこのゲームを勝ち抜けないと感じた。
だがここで辞退するのも寂しいと感じてね、俺が参加者のままノートを別のものに託す事にした。
もちろん渡すのも渡した後も全てこちらは関与しない。
もう一度ノートを落とし、拾ったものにゲームの内容を伝える。
私がゲームの管理者であり、ゲームは決して辞退できないと嘘を付け加えて…。」
じゃあ、俺と梶が予想していた事はすべて当たっていたのか。
ただ、真の所有者、参加者が裏にいると言う事だけを除けば…。
「後は、待つだけ。
このままゲーム勝者と告げられるか…それともノートを託した人物がやられて新たなる所有者から連絡が入るか…。
それを楽しんでいただけさ。
君の言う浦賀という人物は私がノートを託した二人目の人物だよ。
恐らく、操っていたのは浦賀自身。
私は関わっていないよ。」
浦賀が全て裏にいた…。
藤吾を今までのようにすぐに始末しなかったのは、前予想したように浦賀が本気を出したからか…。
俺の深読みしすぎだったか。
いや、ある意味当たってはいたが…スッキリしないな。
「そういえば、二人目って…?
一人目は誰なんだ?」
「一人目はなかなか面白かったよ。
参戦者を二人も倒したからね。」
!?
二人…!?
それって最初の…
「これは運命に近いよ。
ダリルから話を聞いたんだけどね―」
「悪いけど、話は終わりだ。」
電話の男はまたも話をしようとしたが、宗司がそれを中断させる。
興味のある話だけに聞いておきたかったが、なにせ時間が無い。
恐らくこのホテルに向かってるであろう救急車のサイレンがそれを知らせているからだ。
「時間が無いみたいだね。
それもそうか。残りのデスサバイバル参戦者は、敗北が決まった私を除けば後二人。
このまま一気に終わらせたいだろうしね。」
参戦者の敗北が決まると憑いている死神から報告が来る。
電話の男もそれは同じで、この一日で二人の参戦者敗北を聞いていた。
自分はここで敗北になるだろう。
そうなれば最後の一騎打ち。
長々とやるより、今の調子で一気にけりをつけたいところ。
もちろん、その相手を倒せる段階にいればの話だが。
「死ぬのは嫌だから自分から辞退するよ。
少しの間だけど、楽しかった。
なかなかつまらないものなのだよ。国の上に立つ者の人生とは…」
「…!?
お前…だれだ?」
「…と、ちょっとお喋りが過ぎたようだ。
では、がんばりたまえ。」
そして電話は切れる…。
最後の最後に変な事言いやがって…
スッキリさせないやつだ
「と言う事だ、デスノートを返してもらう」
そう言うと、ダリルは宗司の持っているノートを半ば力ずくで奪い空へと飛んでいった
ったく、死神も死神だな…
「宗司。参戦者は残り二名となりました」
ラウの報告を受けて、宗司はこのスッキリしない気持ちを切り替える
まあ、いい
これで残るは……一人…
だが、そいつの情報は梶から得ている
この戦いも…もう終わりだな
宗司は軽く笑みを浮かべながら、多くの出来事が起きたこの部屋から抜け出して行った
page.67「本筋」へ続く・・・
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